iOSのセキュリティを強化する
4つのポイントとチェックリスト
iOSデバイスは一般的にマルウェアへの感染が少ないとされています。しかし実際には、iPhoneやiPadを狙うサイバー攻撃も数多く存在しています。そこで、個人情報や会社の機密データ、さらには大切な財産を守るための具体的なヒントやアドバイスを紹介します。
iOSデバイスは一般的にマルウェアへの感染が少ないとされています。しかし実際には、iPhoneやiPadを狙うサイバー攻撃も数多く存在しています。そこで、個人情報や会社の機密データ、さらには大切な財産を守るための具体的なヒントやアドバイスを紹介します。
iOSデバイスにウイルス対策アプリが存在しない背景には、以下の3つの事実があります。
とはいえ、iOSにもウイルスやマルウェア以外に警戒すべきセキュリティリスクがあります。それは「フィッシング詐欺」です。端末に直接侵入するものでなく、ユーザーを騙して、Apple IDやその他のアカウント情報などを盗み取ろうとするものです。個人や財産に関するデータを守るために、十分な注意が必要です。
有効なセキュリティ対策の1つに強力なパスワードの設定が挙げられますが、これだけでは完全とは言えません。ここに「多要素認証」をプラスすると、安全性がさらに向上します。もし仮に推測されやすいパスワードであったとしても、大事なデータを保護するプロセスを1つ追加できます。
Step1
あなたの使用しているデバイスの設定をチェックして、以下の全8項目のスイッチを切り替えてください。
Step2
チェックリストの下に表示されるバーで保護レベルを確認してください。各項目の「詳しく見る」ボタンをクリックして、それぞれの対策について、改めて確認しておきましょう。
※設定画面が見つけにくい場合
各項目の設定画面を探すには、デバイス内の検索機能を使用してください。
デバイスの保護:
要改善
十分ではない可能性があります
良好
NFC技術を悪用した犯罪から資産を守るために、非接触決済の設定をしっかり確認しましょう。
不必要にデバイス内の情報にアクセスしようとするアプリは避けましょう。
知らない無料Wi-Fiホットスポットは、安易に利用しないのが賢明です。特に買い物の決済や銀行取引には大きなリスクが伴います。セキュリティが弱い場所では、ブラウザに入力した情報を盗まれる危険性が高まります。
「インメモリペイロード」という技術を使ってデバイスを攻撃されることがあります。このタイプのサイバー攻撃は、デバイスを再起動すると消える特性があります。