ESET、AV-Comparativesによる 『エンドポイントの予防と対応 (Endpoint Prevention & Response)テストで「戦略的リーダー」に選出

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サイバーセキュリティ業界のグローバルリーダーであるESETは、独立系大手テスト機関であるAV-Comparativesが実施している『エンドポイントの予防と対応 (EPR: Endpoint Prevention & Response)』レポートで、「戦略的リーダー (Strategic Leader)」に選ばれました。このたび新設されたEPRテストは、EDRソリューションとエンドポイントセキュリティ製品に対する包括的なテストを実施します。今回セキュリティベンダー9社の製品が対象となり、ESET製品は、ESET PROTECT管理コンソール、ESET Endpoint Security 7.3、およびESET Enterprise Inspector 1.4 (ESETのEDRソリューション) から構成されるESET PROTECT Enterpriseバンドルがテストされました。

AV-Comparativesは、従来の精度の高いテストに加えて、新たにEnterprise EPR CyberRisk Quadrant™を開発しました。これは、セキュリティ侵害を防止する製品の実効性、防止対策の結果として算出される費用削減額、製品の購入コスト、および誤検知により発生する運用正確性に関するコストの4つの観点から、ベンダーと製品を総合的に評価します。ESETならびにESETのソリューションは、このクアドラントにおいて最も高い評価を獲得し、戦略的リーダーに認定されました。戦略的リーダーには、投資収益率が非常に高く、合理的なコストと卓越した技術力により、極めて高いコストパフォーマンスを実現している製品が選定されています。

ESETは、アクティブレスポンス機能、パッシブレスポンス機能、予防と対応を組み合わせた機能の3つの分野で特に高得点を獲得しました。ESETが獲得した評価は、それぞれ、98%、100%、99%となっており、今回のテストでの最高得点となっています。予防と対応を組み合わせた機能の分野で、このような高い結果を残したのは、9社中4社のみです。

調査レポートでは、ESET PROTECT Enterpriseは、ユーザーを標的とする脅威、特にユーザーの環境内に脅威が侵入する前に防止する機能が非常に優れていると評価されています。さらに使いやすく直感的なコンソールのほか、ユーザー企業のセキュリティアナリストが脅威の優先順位を決定、脅威の影響を低減、もしくは詳細な調査を進めるために提供されるコンテキストデータも評価されました。ESETのソリューションは、優れた脅威データとインサイトの提供に加え、MITRE ATT&CK®とのマッピングでも優れた結果を示しており、アナリストは必要に応じてインシデントをエスカレーションし、別の防御手段を講ずることが可能になります。

AV-ComparativesのCEO兼創業者であるAndreas Clementi氏は、次のように述べています。「ESETは、このテストで予防と対応を組み合わせた機能で最高得点を獲得しただけでなく、検出と報告の全般において優れた能力を発揮しました。今回のテストでは評価対象となったすべてのベンダーの中でESETのコストは最も低く、ESETが戦略的リーダーに選定されました。」

ESETの最高技術責任者であるJuraj Malchoは次のように述べています。「このような厳格で重要な新しいAV-Comparativesのテストで、戦略的リーダーに選ばれたことを大変誇りに思います。ESETは、最先端のソリューションに常に改良を加え、革新し続けることに取り組んでいます。第三者機関のテストは、ESETのコミットメントが確実に履行されていることを確認するために重要です。このEPRテストで高得点を獲得できたことは、顧客の安全に対するESETの献身と、受動的な防御と積極的な予防の両方の観点で最高水準のEDRおよびエンドポイントセキュリティソリューションを提供するというESETのコミットメントを反映したものとなりました。」