ペアレンタルコントロールで防止する
子どものスマホトラブル

今や、子どもたちは生まれたときからスマートフォンやタブレットに触れることが当たり前になっています。
しかし、スマートフォンには多くのメリットがある一方で、子どものスマートフォンによるトラブルも年々増加しています。

子どもが成長するにつれ、スマートフォンを持たせるべきかどうかを悩み始めている方も多いのではないでしょうか。

MMD研究所が実施した「今年初めてスマートフォンを持つ子どもの親に関する意識調査」によると、初めてスマートフォンを所有した子供の学年は小学6年生までが40.1%と最も高く、低学年化の傾向にあります。

◎初めてスマートフォンを所有した子どもの学年(n=1,799)

子どもにスマホを持たせるメリット

次世代に必要なITリテラシーが高まる

これからの時代、インターネットやIT機器を使いこなす能力はあらゆる職種で必要になります。

子どもによるスマートフォンやインターネットの利用にトラブルはつきものですが、リスクを恐れるあまり遠ざけてばかりでは、将来「IT音痴」になってしまうかもしれません。

子どもの内から徐々にスマートフォンやインターネットに触れさせることで、IT社会に適応するための基本的なリテラシーを身につけることができます。

友人同士のコミュニケーションツールとなる

「小学校6年生になるまでに4割の子どもがスマートフォンを持っている時代です。子どもたちにとってLINEやSNSは友達とのコミュニケーション手段のひとつになっています。

そのため、友達とのお付き合いに配慮して子どもにスマートフォンを持たせる家庭が増えています。

子ども同士の待ち合わせの約束は曖昧になりがちなので、スマートフォンがあれば、相手が来るまで待ちぼうけを食うこともなくなります。

学業や部活動などの成長を助ける情報収集が可能

スマートフォンを持つメリットのひとつとして、子供たちがわからないことに直面したとき、検索エンジンや動画を活用して知識を吸収できることが挙げられます。

勉強や部活動の中で生じた課題を自分で調べて解決することで、子どもたちの知識を増やし、疑問を放置しない習慣を身につけることができます。適度なスマートフォンの活用は、子ども達の成長の手助けとなるのです。

増える子どものスマホトラブル

子どもにスマートフォンを与えるメリットがある一方で、若年層のスマホ利用に関するトラブルも年々増加傾向にあります。

親にとって、スマートフォンにまつわるトラブルは悩みの種です。 トレンドマイクロ社の調査によると、「お子さまが抱えている悩みごとや心配ごとはどのようなものがあると思いますか?」という質問に対して、保護者からの回答で最も多かった回答は「インターネットやスマートフォンの依存症」でした。

お子さまが抱えている悩みごとや心配ごとはどのようなものがあると思いますか?
保護者の回答回答割合
1位ネット・スマホ依存34.30%
2位ネットいじめ22.00%
3位料金関係18.40%
4位有害サイト16.00%
5位スパム・迷惑メール14.60%

1位:ネット・スマホ依存

スマホ依存症とは、スマートフォンの使用をやめられず、イライラしたり、落ち着かなくなったりする精神的な依存の状態です。「スマートフォンの連続使用による昼夜逆転」や「学力の低下」など、さまざまな問題を併発させます。スマホ依存症によって、うつ病に似た症状が出ることもあります。

内閣府が2019年に実施した「青少年のインターネット利用環境に関する調査」によると、小学生の48%、中学生の69%が1日に2時間以上インターネットを利用しており、低年齢層の子どもがインターネットを利用する時間は年々増加しています。

東京女子大学と総務省が2020年に共同で実施した全国調査によると、10代のネット依存率は14.1%にも昇りました。

2位:ネットいじめ

ネットいじめとは、スマートフォンやパソコンを使ってインターネット上で行われるいじめや嫌がらせのことです。

ネットいじめの例としては、Webサイトの掲示板に特定の子どもを誹謗・中傷する書き込みや、悪意のある画像をWeb上に掲載することなどが挙げられます。

文部科学省が2020年に実施した「問題行動・不登校に関する調査」によると、いじめの認知件数が全体的に減少している一方で、パソコンやスマートフォンを使った誹謗中傷などの「ネットいじめ」が増加しているという結果が出ています。

3位:料金関係

国民生活センターに寄せられる相談として、子どもがスマートフォンやタブレット端末でオンラインゲームを利用して過ごしているうちに、保護者に無断で課金されてしまうという内容が急増しています。

相談事例の中でも特に多いのが、親のスマートフォン端末を子どもに使わせていたところ、アカウントに登録されているクレジットカードを使って課金されてしまったというものです。

決済完了のメールを子どもが削除してしまい、気づいたときには手遅れになっていたというケースもあります。

現金での支払いではないため、子どもがお金を使っている感覚を失いやすいことも原因として挙げられます。

4位:有害サイト

アダルトコンテンツや暴力的な内容を含む有害サイトへのアクセスは、子どもの健全な成長の妨げとなり得ます。

また、有害なサイトには、実在するサイトを装った「フィッシング詐欺 」や、リンクやボタンをクリックした結果、不当に料金を請求される「ワンクリック詐欺」などがあります。

これらのサイトでは、突然、画面全体に料金を請求するような表示がされるため、子どもたちがあわてて本気にしてしまうことがあります。

偽のソフトウェア配布サイトや改ざんサイトも有害サイトの一種です。子どもが気づかないうちにソフトをダウンロードしてしまい、ウイルス感染の原因となることがあります。

5位:スパム・迷惑メール

スパムメール には、出会い系サイトやアダルトサイトなどのウェブサイトに誘導するものや、メール本文中のURLをクリックすると「入会手続きが完了しました」「当選しました」などと表示され、不正に個人情報を抜き取ろうとするものなどがあります。

また、見知らぬ人から宛先違いのメールが届き、「違います」と返信することで、その後のやり取りから個人情報を引き出そうとする事例もあります。

スマホトラブル防止のために
家庭が取り組むべきこと

内閣府が2019年に実施した「青少年のインターネット利用環境に関する調査」によると、子どもがスマートフォンを利用する青少年の保護者の84.8%がなんらかの方法で子どものネット利用を管理して対策しています。

管理方法の上位は、「子供の利用状況を把握」が39.6%、「フィルタリング」が37.4%となっています。

スマホトラブルを防止するペアレンタルコントロールとは?

多くの家庭で取り組まれている「子供の利用状況を把握」と「フィルタリング」の2つは、「ペアレンタルコントロール」の主要な機能となっています。

ペアレンタルコントロール(Parental Control)とは、子どもが利用するスマホやタブレットなどの利用を保護者が管理・制限するための機能やアプリのことです。

ペアレンタルコントロール機能を利用することで、子どもがインターネットを利用する上でのトラブルを防止することができます。

OS各社が提供するペアレンタルコントロール

Windows
「Microsoft Family Safety」

  • ●Web の閲覧制限
  • ●アプリ、ゲームとメディアの利用制限
  • ●使用時間の管理
  • ●購入・支払い管理
  • ●お子様を探す(位置情報管理機能)

Apple iOS
「スクリーンタイム」

  • ●アプリの使用状況の管理
  • ●iTunes StoreやApp Storeからの購入・課金の防止
  • ●アダルトコンテンツのブロック
  • ●iPhoneのダウンタイムの設定

Googleファミリーリンク

  • ●アプリの使用状況の管理
  • ●スマートフォンの使用時間の管理
  • ●位置情報の追跡

LINE

  • ●LINEアカウントの制限設定

ESETのウイルス対策ソフトの
ペアレンタルコントロール機能

ESETのセキュリティ対策ソフトウェアは、第3者機関から高く評価されているウイルス対策機能に加え、多くのご家庭でお子さまをスマホトラブルから守るために取り組まれている 利用状況を把握するための「モニタリング機能」アプリやWebの「フィルタリング機能」 を備えています。

OS各社が提供するペアレンタルコントロールと比較しても機能が充実しており、お子様の成長に合わせて細かく設定することが可能です。

モニタリング機能で利用状況を
しっかりチェック
アプリ制限でゲームや動画の
「使いすぎ」を防止
Webフィルタリングで
インターネットも安全に
所在確認機能

モニタリング機能で利用状況を
しっかりチェック

  • スマホの利用時間や時間帯を確認。
  • 利用しているアプリやアクセスしているWebサイトも把握可能。
  • 保護者のスマホだけでなくPCからも閲覧できます。

モニタリング機能で利用状況を
しっかりチェック

  • お子さまがインストールしたアプリの利用許可・拒否を指定可能。
  • アプリごとに最大利用時間を設定できます。
  • お子さまが保護者に利用時間の延長をリクエストする機能も完備。

Webフィルタリングで
インターネットも安全に

  • 不適切なサイトや依存性の高いSNSの閲覧をブロック。
  • ブロック機能が働くのと同時に保護者の方に通知を送信。
  • GoogleやYahooなどの検索エンジンに不適切なWebサイトを表示させないようにすることも可能です。

所在確認機能

  • GPSを利用して子どもの位置情報を確認
  • ゾーン機能で特定のエリアへの出入りをプッシュ通知で受信

ペアレンタルコントロール機能を備えたセキュリティソフト

ESET Internet Security

ESETインターネットセキュリティ

お子さまをインターネットの危険から保護するために最適なセキュリティ。
ペアレンタルコントロールとプライバシー保護機能が安心を提供します。
Androidスマートフォンでご利用いただけます。(PCではWindows、macOS、Android等のあらゆるデバイスでご利用可能です)

購入する

友人・知人に薦めたい
セキュリティソフト4年連続 No.1

ESET(イーセット)のウイルス対策ソフトはNTTコム オンラインNPS®ベンチマーク調査のセキュリティソフト部門で、業界トップレベルの「ウイルス検出率など防御率の高さ」と「動きの軽快さ・処理速度の速さ」を評価され、2017年から4年連続1位を獲得しました。
ペアレンタルコントロールによってインターネットの危険を排除するだけでなく、マルウェアやスパムメールからもお子さまのスマートフォンを保護できる製品です。

ペアレンタルコントロール機能の使用例

使用例:YouTubeの視聴時間を制限

ESETのペアレンタルコントロールなら、21時以降のYouTubeアプリ視聴をストップしたり、一日1時間までに限定したりすることが可能です。動画への依存を防ぎ、お子さまのメリハリある生活習慣をサポートします。

使用例:利用時間の指定

登校時間や塾の時間を指定して、その間にゲームアプリを立ち上げられないよう設定できるESETのペアレンタルコントロールなら、出かける前のお子さまにいちいち注意する必要もありません。

ペアレンタルコントロール機能のご利用イメージ

ペアレンタルコントロールの
デメリット・課題

ペアレンタルコントロールは、子どもが見たいものが見られなかったり、やりたいことができなかったりするため、子どもにとっては「管理されている」「制限されている」と感じられうる機能です。

一方的なペアレンタルコントロールの適用は、子どもの不信感を招き、親子の関係に悪い影響を及ぼしかねません。

子どもの利用状況を正しく理解して設定しないと、フィルタリングの制限が厳しすぎてスマートフォン本来の機能がほとんど使えなくなったり、アプリ制限が厳しすぎてメッセージングアプリなどで友達の輪に入ることが難しくなったりすることもあるかもしれません。

ペアレンタルコントロールを上手に活用するためには、親が一方的に機能を設定するだけでなく、親子の間での十分なコミュニケーションが大切です。

親子で上手にペアレンタルコントロールを活用するには?

スマホ購入時に利用する条件(ルール)を話し合う

子どもにスマートフォンを与える際には、スマートフォンへの依存を防ぐために、スマートフォンの使用に関するルールを一緒に考え、話し合いましょう。

ルールの例

  • 個人情報や学校が特定されるような内容の投稿をしない
  • インターネットを通じて知り合った人と直接会わない
  • 学校や塾にいるときはスマホを触らない
  • スマホを使うのは17時~20時の間のみ
  • 食事中にスマホを利用しない
  • 宿題を済ませてからスマホを使う
  • アプリをダウンロードするときは親に相談する

インターネットやアプリの危険性について教える

せっかく決めたルールですが、子どもはルールを破ってしまうものです。
トレンドマイクロ社の調査によると、48.5%の子どもがスマホ利用に関するルールを破ったことがあるそうです。

そのため、ルールを決めるだけではなく、「なぜルールがあるのか」「守らないとどうなってしまうのか」「どうしてペアレンタルコントロールが必要なのか」を教えることが大切です。

特に、インターネットやアプリの危険性は、子どもたちにとって未知の領域です。

インターネットでは情報を得るだけでなく、簡単に発信することができるため、子どもが被害者になるだけでなく、加害者になってしまう危険性もあります。

インターネットやアプリの危険から子どもを守るためには、利用のリスクや起こり得る事態を正しく伝え、子ども自身に想像させることが大切です。

相談しやすい雰囲気づくり

困ったことがあった時には、すぐに親に相談できる雰囲気をつくることも大切です。何かあったときに親に言いにくいことであっても相談できるようになっていれば、大きなトラブルも未然に防ぐことができます。

また、子どもが「どうしても使いたいアプリがある」「課金をしたい」と言ってきたときは一方的に拒絶するのではなく、まずは理由を聴いてあげるようにしましょう。
「どうせ親に相談しても無駄だ」と感じさせてしまうと、ルールを破ろうとする原因になります。

ESETのペアレンタルコントロールは、子どもが制限時間を超えてアプリを使いたいときや新しくダウンロードしたいアプリがあるときに、親のデバイスに通知を送って許可を求める機能を備えています。

子供の成長に合わせて少しずつ機能を開放する

機能を制限するだけでなく、子どもの成長に合わせて、徐々にペアレンタルコントロール機能を開放したり、ルールを緩和したりすることも大切です。

子ども達がスマホ依存の危険性やインターネットのリスクを認識できてきたと感じたら、ゲームや動画アプリの利用時間を自分で決めさせたり、プリペイドカード経由であればお小遣いの範囲内で課金することを許可したりして、少しずつ自己管理を促しましょう。

今や子どもにとってスマートフォンは欠かせない存在です。スマホの利用を通じて、子ども自身が成長できるような関わりを持ってあげることが理想です。

セーファーキッズオンライン

ESETでは、子どもたちが安全なデジタル世界でインターネットの可能性を最大限に享受できることを目的として、「セーファーキッズオンライン」を運営しています。

セーファーキッズオンラインでは、インターネットやスマートフォンの安全な利用方法について、様々な年齢層にわかりやすく伝えるための記事や動画、漫画などを公開中。

あわせて、「ESET ペアレンタルコントロール」ご利用に関するアドバイスも提供しています。